ひと時だより
まだまだ梨、摘果作業中です!
2019/05/24
こんばんは!
パートの わたなべです!!
暑い日が続くなぁと思ったら、とうとう宇都宮市も30℃を超えましたよ!
休憩時間の冷たいお茶が五臓六腑に染み渡る季節になりました(笑)
今日は、梨班で摘果の作業をしました。
(ぶどう班(ビニールハウス作業)の皆さん・・・この暑さ・・・大丈夫だったでしょうか・・・)
大時果樹園で働き始めて、もうすぐ丸1年。
正直、昨年は『なんのこっちゃ』状態で、理解ができてないのに作業してて良いのだろうか・・・という不安でいっぱいでした。
今年は、人工授粉の作業にも参加したからか、昨年よりは理解できるようになったので、
摘果作業の意味なども分かるようになってきました!!
摘果の作業は、大きくなった果実を想像して作業するだけでなく、
将来の枝のこと、来年以降の梨のことも考える必要があるので、本当に重要な作業になってきます。
梨の木は、主に、
赤い線を引いた太い枝(↑ 写真の木は若木ではないので、かなり太いですが)=主枝(しゅし)
主枝から伸びている青い線を引いた枝
更に青い線を引いたの枝から伸びた黄色の線を引いた枝
から成り立っています。
枝をもっと元気に長く伸ばしたいという場合は、枝先に果実はつけません。
枝先に果実をつけると果実に栄養がいってしまうので、枝への栄養があまり行かなくなってしまうのだそうです。
たくさん果実をつけて、たくさん皆さんへ食べていただきたい!!
なんて思っても、そのままたくさんつけると枝が弱ってしまって、翌年以降に影響を及ぼしてしまうので、しっかりとした摘果の作業が必要になってきます。
(とはいえ、大時果樹園は梨の木がいっぱいあるので、たくさん食べていただけますよ♪)
黄色の線を引いた枝は、短くて他の枝に比べるとヒョロッとした枝なのですが、
この枝先には果実をつけています。
この枝は、長くしたくない枝になのだそうです。
また、主枝には直接果実をつけないなど、木それぞれのルールもあるので、
よく木を見て、枝を見て、枝先を見て行っています。
昨年は、育ってる果実を落とす もったいなさなどで、ためらっていた摘果作業ですが、
今は、今後必要な果実の成長のため、枝のためと心を鬼にして作業しています(笑)
たまに見かける今咲いている花を見ると、とっても優しい気持ちになります♪
これからの暑い季節も果実の成長を楽しみに、頑張っていきたいと思います!!